【2022年5月27日時点】新型コロナウイルス最新現地情報

世界の新型コロナウイルス情報
執筆者:

外国人採用サポネット編集部

日本国内では高齢者などのワクチン4回目接種が進み、感染拡大も下火の状態が続いています。
それに伴い、外国人観光客の入国を再開するというビックニュースが発表されました。
世界的にも入国緩和が進んでいる一方、中国の上海では引き続きロックダウンが続くなど、各国対応が異なっています。

2022年5月の最新情報を見ていきましょう。

【日本】6月10日から外国人観光客の入国を再開

旅行者とトランク

水際対策として外国人観光客の入国を制限していましたが、岸田首相は2022年6月10日から入国を再開する方針を示しました。まずは添乗員つきのパッケージツアーに限定するとし、「マスク着用を徹底させる。破られた場合には、しっかり指導を行う。従来から入国しているビジネス、留学生の方々は企業や学校、責任者を決めて、責任を持つ体制を整えている。従来通りしっかり進めながら、全体の枠の増加について考えていきたい」と説明しました。

そのほかの詳しい外国人観光客の措置については、外務省のサイトをご覧ください。

▶詳細:水際対策強化に係る新たな措置について(外国人観光客の入国制限の見直し)|外務省

【中国】上海ではロックダウンから2ケ月……今も継続中。

店舗を閉鎖する
B

中国の上海市では現在もロックダウンが継続しており、最初のロックダウンから2ケ月が経過しました。

上海市は正常化の途上にありますが、閔行区、長寧区、奉賢区など一部の区では6月までの間に区内一斉のPCR検査が実施され、閔行区、長寧区では検査実施期間中、小区からの外出が禁止されます。開放に向けたスケジュールが示されましたが、実際に開放となるまでは引き続き厳しい管理が続きます。

また、北京市の複数区で5月28日まで在宅勤務継続が行われており、有名大学が所在する海淀区も対象に含まれました。以前、中国では厳しいゼロコロナ政策が続いています。

【ベトナム】入国前の新型コロナウイルス検査不要に

飛行機とマスクと検査

ベトナム政府は5月15日午前0時から、ベトナムへの入国者に求めていた新型コロナウイルスの検査要件を停止しました。従来の規制では、ベトナムへの入国に当たり、PCR検査の場合は出国前の72時間以内、迅速抗原検査の場合は同24時間以内の検査実施が必要としていました。

5月15日以降、事前の新型コロナウイルス検査が不要となることで、今後、ビジネス出張者や観光客などの訪問者が増加することが期待されています。

▽過去の記事は以下から