【2021年2月25日時点】新型コロナウイルス最新現地情報

アジア各国新型コロナウイルス情報

世界各国で、新型コロナウイルス感染症のワクチン接種が始まり、日本でも医療従事者の接種が開始しました。アジアの感染状況は国によりかなり差があるため、対応とワクチン接種に関しても状況が様々になっているようです。

今月も、ワクチン接種状況中心に世界各国の新型コロナウイルス情報、渡航情報などをご紹介します。

日本:緊急事態宣言解除後も水際対策は継続で最終調整

2021年1月8日から東京都などを中心に発令されている緊急事態宣言を受けて強化した水際対策について、政府は宣言が全面解除されても緩和はしない方向で最終調整に入ったとされています。

外国人材採用に関わる、「中韓などの11か国・地域からのビジネス渡航」「全世界からの主に中長期滞在者の入国」は引き続き停止、「再入国する在留資格所持外国人の検疫強化」も継続される予想です。

医療従事者からワクチン接種がスタート

2021年2月17日~医療従事者等への接種が開始。ファイザー社のワクチンで、2回の接種が必要とされています。以降の高齢者への接種開始は早くても4月1日からとなる見込みです。

参考:厚生労働省|接種についてのお知らせ

   厚生労働省|医療従事者等への接種について

中国:北京市で362万人が新型コロナワクチン接種済み

春節の帰省について考える中国人女性

2021年の春節(旧正月)は2月11日~17日でした。春節では約17億人が中国大陸を移動すると予測。春節直前の2週間は、日々の新規感染者数が100人を超えており、中国政府は厳しい感染対策をとっていました。

中国東北三省の新型コロナウイルス感染状況

昨年末以降、遼寧省、吉林省、黒竜江省において新型コロナウイルスの感染が再拡大していましたが、2月6日以降は新たな市中感染者は確認されていません。2月22日には東北三省の高中リスク地域が全て解除されました。

北京の感染対策状況

人民網日本語版では、2月21日の時点で北京市では362万人が新型コロナワクチン接種を受け、中国全土では述べ1500万回以上の接種が終わっていると伝えています。非常に早いペースで接種が進んでいますが、全人口にいきわたるまでにはまだ時間がかかるでしょう。

北京市では、北京に行く(戻る)際のPCR検査及び14日間の健康観察の義務化が、1月28日より引き続き行われています。各種施設は通常通り営業をしていますが、入店・入館時の健康コード提示や体温測定等の防疫措置は行います。

現在、日本―北京の直行便は再開されていませんが、日本からの短期出張者については、商用目的の短期滞在に限り、専用ビザを取得後入国可としています。入国前にはPCR検査必須です。

参考:外務省|海外安全ホームページ

   一般財団法人自治体国際化協会(クレア)|クレア海外事務所の所在都市における外出制限等の状況(2月14 日時点)

   人民網日本語版|中国の新型コロナワクチン、接種28日後には9割に抗体

   人民網日本語版|北京市で362万人が新型コロナワクチン接種済み レストラン店員の胸には「接種済み」マーク

台湾:3月1日より、外国人の特別入境許可は申請で入国可能に

申請書類を記入する様子

観光や一般的社会訪問以外の事由で訪台を希望する外国人は外交部が海外に持つ在外公館・在外事務所で必要書類を提示して「特別入境許可」を申請することが可能となる。

また、感染状況が「低リスク」や「中低リスク」とされる国・地域からの短期間のビジネス来訪者について、隔離期間の短縮措置も再開する。現在は14日とされている。

参考:TAIWAN TODAY|秋冬版コロナ防疫プロジェクト継続、外国人の特別入境許可は申請可能に

ベトナム:英アストラゼネカ製ワクチン、11万回分超が到着

新型コロナウイルスのワクチンのイメージ

ベトナムは英国製薬会社のアストラゼネカに新型コロナウイルスワクチン3,000万回分の発注を行っており、その11万回分がホーチミン市に到着したと発表。これは、ベトナムが調達する初めての新型コロナウイルスワクチンとなり、ベトナム国内でのワクチン接種開始に向けて準備を進めているようです。

北部紅河デルタ地方ハイズオン省では、市中感染の拡大が続いています。2月24日の発表によると、新規感染者が9人見つかり、計636人となっている。

参考:VIET JO|最初の新型コロナワクチン到着、英アストラゼネカ製11万回分超

           VIET JO|新型コロナ:ハイズオン省で市中感染9人、全国の感染者数累計2412人

   JETRO|ベトナム保健省が新型コロナのワクチン接種計画を具体化

フィリピン:入国が許可される外国人の対象を緩和

フィリピンとコロナ

2021年2月16日よりフィリピン政府はフィリピンへの入国が許可される外国人の対象を緩和すると発表しました。2020年3月20日までに発行されて、現在も有効なビザ(査証)を保有する外国人が対象です。

「2020年3月20日時点で発給されており、入国時も有効な査証」を持つ者、かつ、これまでIATF-EIDが発表した決議で入国を許可されていなかった者。

有効かつ既存のSRRV(特別居住退職者査証)および9(A)査証の所持者。ただし、フィリピン到着時、入国管理局に「入国禁止からの免除を証明する書類」を提出することが条件(注1)。

また、フィリピン入国に当たり、以下の条件に従わなければならない。

a.政府が公認する施設(注2)で6泊以上の宿泊予約を確保していること。

b.当該宿泊施設で到着後6日目に検査を受けること。

c.入国しようとする空港・港がその日に受け入れることができる人数の範囲内であること。

その他、フィリピンの入国管理法や関連法規に従うことが条件となる。

参考:JTRO|2月16日から外国人の入国制限を一部緩和、有効な査証所持者が対象

フィリピンでは現在も1日の新規感染者数が1000~2000人で推移する日が続いていますが、2月中にはファイザー製ワクチンが届く見通しです。

参考:在フィピン日本国大使館|【領事班からのお知らせ】フィリピンにおける新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の対応について


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