【2020年12月25日時点】新型コロナウイルス最新現地情報

みなさんこんにちは。新型コロナウイルスが収束しないまま年末を迎えることになりました。今年は帰省を控える方も多いのではないでしょうか。

さて、今回のコラムでは日本との国際的な往来の状況や就職事業のほか、年末年始や旧正月の各政府の対応などをご紹介したいと思います。

ベトナム:日本の渡航は増加

WHOの発表によると12月24日時点でのベトナムでの感染総数は1,421人と低い数値を保っています。

ベトナムから日本への渡航

ベトナムから日本への渡航は徐々に増えており、帰任する日本人だけでなく、一時帰国をする駐在員もいるようです。

日本への直行便は東京行きのみですが、ベトナム→韓国インチョン→関空(韓国アシアナ航空)といった経由便を利用し関空に戻ることもできます。利用した人によると経由便でもスムーズに日本帰国できたそうで、空港側も対応に慣れてきているのかと思います。

11月20日からは日本ビザ発給に対する制限も解除され、ベトナム人の入国も増えていくことが予想されますので、移動手段の選択肢が増えることは良い兆候です。

日本からベトナムへの渡航

一方、日本からベトナムへの移動はまだ特別便にのみ限られています。

11月30日にホーチミンで市中感染が起きた際も、フック首相がベトナムに入る定期便の運航を一時停止させるなど、まだ敏感な状態が続いています。その市中感染が発生したホーチミンですが、結果として感染者4人に留まり、大人数が集まるイベントは中止とする方針を維持しているものの、落ち着いて状況にあると言っていいでしょう。

まだテト(ベトナムの旧正月)に対する方針は出ていませんが、このまま感染者ゼロが続けば、様々なイベントが開催されると予想されます。国内の移動制限もなく、帰省のチケットも高騰しているようです。

失業率も第2四半期が過去最高の4.46%だったところ、第3四半期には2.5%と大幅に改善されています。

台湾:感染者数は低水準。失業率は高いが、半導体業界は好調

台湾でのコロナ感染者総数は12月24日時点で776人と低い水準を保っています。しかし、主な新規感染者は海外からの帰国者・入国者となっているため、往来が増えることによる緊張が高まっています。

12月1日からはこれまでの公共交通機関の他に、ホテル、銀行、スーパーなど一部の場所の出入りにはマスク着用が義務付けられるなどの対策がなされており、違反者には罰金を科すなど厳格化されています。台湾では既に国内旅行が活性化されているように、年末年始や春節における移動の制限は今のところなさそうです。

また、就職事情をみると、コロナの影響が直撃した観光関連業界は倒産、リストラが進み、失業率が高い水準にある一方、台湾経済をけん引する半導体業界が好調で有効求人倍率も高いという現象が起きています。

フィリピン・インドネシア:年末年始の行動規制厳格化

新規感染者数は減ってきているものの、日々1,000人以上の感染者が出ているフィリピン、変わらず感染拡大が続いているインドネシアは人が集まるクリスマスや年末年始時期の行動規制を厳格化しています。

フィリピン

フィリピンマニラ首都圏では外出・移動制限を12月31日まで延長しているほか、12月15日にはフィリピン政府から、すべての人に対して住居外では、常にマスクと顔の全面をカバーするフェイス・シールドの着用を義務付けることを発表しました。

インドネシア

インドネシアでは、ジャカルタ首都圏で12月18日から翌年1月8日の間、自宅外の活動を控えるよう呼びかけているほか、店舗棟の営業時間を19時までとするなど年末年始での感染拡大防止策を講じています。また国内の移動であっても、空路でバリ島、ジャワ島などへ出入域する場合にはPCR検査の陰性証明書の提示を求めるなどの対策がなされています。

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