【2022年4月26日時点】新型コロナウイルス最新現地情報
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【日本】1日の感染者数が2万人台まで減少、1日の入国者数は1万人に
日本では観光目的を除く外国人の新規入国を再開し、空港の検疫体制なども考慮して1日当たりの入国者数の上限を先月1日には5000人、14日には7000人と段階的に引き上げてきました。
4月10日からは、日本への1日の入国者数の上限を10,000人に引き上げました。今後も日本への入国者数を段階的に引き上げていきたい考えですが、時期や規模を慎重に判断していくとしています。外国人留学生や技能実習生、それにビジネス客などの往来を増やすとともに、いずれは観光客の新規入国も再開も目指しています。
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【ベトナム】児童向けにワクチン接種開始、濃厚接触者の隔離措置不要に。
感染者が減少しているベトナムでは、5、6歳~11歳までの児童に対する新型コロナワクチンの接種が開始しています。
また、新型コロナウイルス感染者との濃厚接触者の医療隔離を不要とする新たな医療ガイダンスも出ています。濃厚接触者は、感染者と接触してから10日間はマスク着用・手洗い・消毒・他者との密な接触を避ける、家庭・職場・学校で使用する物を共有しないこと、混雑した場所に行くことを避けることが義務となります。また、健康状態を自己観察し、発熱や咳などの感染が疑われる症状のうち、3つ以上の症状が出た場合は、医療機関への報告が必要されています。
【香港】5月から香港非居住者の入境が可能になります
香港では、5月1日から非居住者の入境を認めると発表がありました。いままでは香港居住者のみに入境(入国)が限定されていましたが、今回から香港国外からの出張が可能となります。日本からの出張ももちろん可能です。
入境(入国)後の指定検疫ホテルにおける7日間の強制隔離、ワクチンの完全接種といった入境(入国)にかかる条件は、香港居住者同様に行う必要があります。
香港では2020年3月15日から非居住者の入境(入国)を禁止し、海外からの感染流入防止に向けた厳格な措置を取っていました。
【中国】上海でのロックダウン継続中
上海市では4月5日にロックダウンを延長、対象を市民2500万人すべてに拡大すると発表しました。同市では感染者が急増しており、1日の市中感染者数が再び2万人を超えています。ただ、世界的に見ればそこまで高くない感染者数ですが、中国では感染を徹底的に抑え込む「ゼロ・コロナ」戦略を取っていることから、ロックダウンの措置がとられています。3月下旬から行われているこのロックダウンも1ケ月以上となりました。
4月25日現在もロックダウンは継続しており、現地の日本人も上海から出られない状況となっています。食料の確保問題や、経済の停滞などさまざまな問題もおこっています。また中国の他地域でもロックダウンが行われており、拡大しているとの情報もあります。
【台湾】台北市 コロナ陽性者の自宅療養を開始
台北市は新型コロナウイルス陽性者のうち、無症状や軽症患者の自宅療養を開始しました。家庭環境が自宅療養に適していなかったり、一人暮らしで面倒を見てくれる人がいないなどの場合のみ宿泊療養用のホテルを選択することができます。
また、台湾においても低年齢層への接種が開始することとなります。米国モデルナ製新型コロナウイルスワクチンの6~11歳への接種について緊急使用(EUA)を承認しています。
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